ブログの直帰率と回遊率を改善して滞在時間を延ばす7つの対策

「それなりのボリュームで記事更新を繰り返しているのにブログの滞在時間が伸びない」このような悩みを抱えるブロガーは少なくないと思います。

ブログの滞在時間はGoogleが評価の対象としている基準の1つで、当然ながら滞在時間が長いブログを高く評価して検索上位表示の可能性を高めてくれます。

滞在時間が伸びないブログの原因は幾つか考えられます。

今回は、ブログの直帰率と回遊率を改善して滞在時間を延ばす対策について解説していきます。

各指標の理想的な目安とは?

各指標の理想的な目安とは?

テーマで示した「直帰率」「回遊率」「滞在時間」をGoogleアナリティクスの指標に当てはめると以下の項目に成ります。

  • 直帰率⇒直帰率
  • 回遊率⇒セッション
  • 滞在時間⇒平均セッション時間

そして、それぞれの指標で理想的と言える目安の数値は以下のようになります。

  • 直帰率:40%~50%
  • セッション:ジャンルやキーワードなどで目安は異なるが一流のブログを目指すなら月間5万セッションが1つの目安
  • 平均セッション時間:5分以上

ブログの滞在時間を延ばす7つの対策

ブログの滞在時間を延ばす6つの対策

前項で示した各指標の理想的と言える数値よりも下回る結果になった場合には、早急な対策が求められます。

しっかりと運営するブログを分析して、何が不足しているのか、或は、何が妨げになっているのかをしっかりと見極めましょう。

以下7つの何れかが必要と判断される場合には、重点的に取り組みを強化していきましょう。

コンテンツの量と質を充実させる

コンテンツの量と質を充実させる

ブログ運営で最も重要視される要素は記事です。

ブログコンテンツの大部分を占める記事は、読者が最終的にブログの良し悪しを判断するに値する重要な部分で、その評価を得る為に求められるものは多岐に亘ります。

読者にとって最も重要な部分であるがゆえに、Googleもコンテンツにおける充実度合いこそ、検索順位を決める評価対象の最大要素と位置付けているわけです。

評価される記事は、それぞれの運営ブログのジャンルにおいて専門性が高く、オリジナル色をアピールできる内容でなくてはいけません。

特定のキーワードに関連する情報が豊富に含まれ、更には、記事作成者の私見なども交えて、同ジャンルのライバルブログとの差別化が求められるのです。

このような質の高い記事を数多く揃えれば、読者の興味を長くブログへ留める事が可能になり、結果として回遊率を上げ滞在時間を延ばすことができます。

一般的な目安としては、2000文字以上の記事を最低でも100以上作成する事が理想とされますが、ライバルブログがそれ以上のコンテンツを有するのであれば、更に理想は高く設定されると言えるでしょう。

読みやすさを工夫する

読みやすさを工夫する

読者の読みやすさを意識したブログ作りはとても重要です。

どんなに魅力的な記事であっても、活字が窮屈に羅列されているような状態では、見た目で敬遠されてしまうことも十分に考えられます。

特に注意するべき項目は3点です。

  • ファーストビューの見やすさ
  • 文中の文字装飾の工夫
  • 文章改行の工夫

ファーストビューの見やすさ

ブログを訪問した際に読者の目に飛び込む第一印象が、好印象であるか否かで直帰率を大きく左右します。

記事の内容だけでなく画像の配置や色使いなどにも気を配り、どのような印象を与える事ができれば読者を記事へ引き込むことができるのかを工夫することが大切です。

ファーストビューで好印象を持ってもらう為には、「ヘッダー」「サイドバー」「記事トップのサムネイル画像」などへの工夫もしてみましょう。

文中の文字装飾の工夫

同じ字体で文章を羅列しても、読み難いだけでなく強調したい部分が読者へ上手く伝わらないことがよくあります。

重要な部分や特に強調して伝えたい部分には、太字やマーカーを使うなどの工夫が大切です。

読まずとも強調したい部分である事を視覚に訴えることは、読者の目を引く為に効果的です。

文章改行の工夫

通常の文章作成と違い、ブログ記事の改行は独特な個性を発揮することで読者に読みやすさや好印象を与える事があります。

改行を通常より多くして、各文章の読みやすさを優先したり、強調したい文章や最後のオチ的な内容の文章は、極端に改行を多くして他の文章と離したりすることで、読者の脳裏に強く印象を残す効果があります。

但し、極端の連続になってしまうと逆効果なので、要所をしっかりと押さえて工夫してみましょう。

記事内へ目次を設定する

記事内へ目次を設定する

タイトルの下にページ目次を作成する事も、滞在時間を延ばす対策の1つです。

目次の項目はクリックすることで、どのような内容の記事であるかの確認だけでなく、読みたい部分へ素早く移動する事が可能になる為、読者の利便性をを高めストレスを溜めずに読んでもらえる効果が期待できます。

特にスマートフォンの場合には、画面サイズが小さく表示される部分が限られますので、ページ目次がない場合には最後まで記事を読んでもらえない可能性がありますので、設定することで大きな効果が期待できると言えるでしょう。

コンテンツにマッチした画像を挿入する

コンテンツにマッチした画像を挿入する

画像を挿入する効果は2つあります。

  • 読者を飽きさせずに記事を読ませる効果
  • SEO対策としての効果

先ず、1つ目の効果として、関連性のある画像を挿入することで、それぞれの読者の想像を掻き立てながら、より記事を読み進めやすくなる効果が期待できます。

ブログのデザイン的にも画像が入る事で見栄えが良くなりますし、「文字⇒画像⇒文字⇒画像」を繰り返して記事を構成することで、読者を疲れさせずに記事へ集中させることができます。

状況によっては図解なども交えて解説する記事も高い効果が期待できます。

もい一つは、画像を織り交ぜながらコンテンツを構成することで、より丁寧にユーザーへ情報提供しているとGoogleが評価する傾向がある事から、SEO対策としての効果が期待できる考えられます。

画像挿入の際には、alt属性でしっかり画像の内容を記すことが求められます。

内部リンク対策をする

内部リンク対策をする

SEO内部対策は、名前の通り自サイト内で行うSEOで色々な施策はありますが、その目的は検索エンジンからクロールされやすい構造にする事と、それぞれのページが検索エンジンから適切に評価される構造にすることが挙げられます。

取り組み方を簡単に言えば「ブログから同ブログの他記事へリンクを張る」と言うことです。

記事中に関連する他記事のリンクがあり、これに興味を示した読者はクリックして簡単に閲読できるわけですから、ブログの回遊率は上がり滞在時間を延ばすことができます。

外部リンク対策をする

外部リンク対策をする

SEO外部対策も、その名の通り自サイト外で行うSEOで、被リンクを増やす為の施策などが該当します。

但し、運営ブログから無暗に外部への初リンクを増やすと、Googleから価値の無いブログと判断されることもありますので注意が必要です。

外部への初リンクを貼る場合には、新しいウィンドウやタブで開くように設定することが必須です。

スマホ対応にする

スマホ対応にする

スマホ普及が年々増加する中で、WEBサイトへのアクセスもPCではなくスマホが主流となりつつあります。

スマホからアクセスした際に、PCでの規格にしか適合していない場合には、デザインが崩れたりして見辛い状況になってしまうことがあります。

Google モバイルフレンドリーテストでスマホ対応されているWEBサイトであるか否かを簡単に確認できますので、しっかりと運営ブログの状況把握し、必要であれば早急に改善しましょう。

まとめ

ブログの滞在時間を延ばす為に色々な対策がある中で、今回紹介した7つは最も重要であり、もし対策が施されていない場合には、ブログの力を十分に引き出せていない可能性が大きいと言えます。

対応がすぐできるものから、コンテンツの充実のように時間を要するものもありますが、常に念頭にブログ運営を進める事で、最適な状態へと近づいていきますので、是非、参考にしてみて下さい。