アフィリエイトでブログの収益化を目指すのであれば、検索上位表示への取り組みは絶対に避けて通ることができません。
ざっくり上位表示と言っていますが、目指す順位は当然検索1位表示であり、悪くても3位までには食い込みたいところです。
その為、アフィリエイターはターゲットとなる読者層を集めて収益化に繋げようと、関連キーワードを選定してブログの検索順位を上げる事に躍起になります。
しかし、思うように検索エンジンからの評価が得られれず、順位の伸び悩みを経験しているアフィリエイターも多いはずです。
実は、単純にキーワードを入れただけではブログが検索される要素を充たすことができないのです。
では、キーワードをどのように使い、ブログが検索されるようにするには何をすれば良いのか?
こちらでは、ブログ検索1位を可能にするキーワードの選定方法と効果的な使い方について詳しく解説しいきます。
なぜ検索2位ではダメなのか?順位別のクリック率を確認
キーワード検索の結果として1ページ目に表示されるのは10件です。
しかし、表示されたサイトのクリック率を確かめてみると、検索結果の1位が21.12%でダントツのクリック率を誇ります。
また、1位~3位までで4割弱のクリックを集めていますので、例え1ページ目に表示されたとしても下位の場合には、クリックを集めることは難しい事がわかります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
21.12% | 10.65% | 7.57% | 4.66% | 3.42% |
6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
2.56% | 2.69% | 1.74% | 1.74% | 1.64% |
これは、スクロールせずに表示される検索順位が5位程度までしか確認できないことや、リスティング広告がある場合には1位か2位程度までしか確認できない事も影響していると言えます。
したがって、狙ったキーワードでは極力1位を獲得できる取り組みの強化や監視が必要ですし、例え1位が取れなくても上位3サイトに食い込めなければ、ブログが検索される回数は著しく低下する事を覚えておきましょう。
ブログの目的に合ったキーワード選定が前提
検索結果の1位表示が可能になっても、検索ボリュームが小さいキーワードではそもそも人が集まらないわけですから、収益化に繋がるようなクリック回数は期待できません。
しかし、検索ボリュームだけに重点を置いてキーワード選定をしても、やはり成果に繋がらないケースが多々あります。
それぞれのブログは何らかのテーマに沿った情報発信がされていますので、そのテーマに限定された読者が集まりやすくなります。
集めようとしている読者層が求める目的と選定キーワードの関連性がなければ、当然ながらGoogleは評価せず、結果として検索順位を上げる事ができません。
最も重点を置くべきは読者の有益性であり、それを満たせるコンテンツの中に関連性のある対策キーワードを適切に入れることです。
狙うべきブログキーワードは単一ではなく複合
キーワード選定では、2~3個を組み合わせた「複合キーワード」での集客をターゲットにしましょう。
例えば、「アフィリエイト」のような単一キーワードで検索上位を狙うことは、いわゆるビックワードを狙うことになりますので、かなりハードルが高くなってしまいます。
しかし、アフィリエイトについての情報を求めるユーザーは、「アフィリエイト ○○」或いは「アフィリエイト ○○ ○○」のように、目的を絞り込んで検索することが殆どです。
したがって、難易度の高い単一キーワードを狙うよりも、検索ユーザーの「何をどうしたいのか?」を想定したキーワード選定が効果的になります。
- 求める情報の定義が広域になってしまう
- ターゲットとする検索ユーザーを絞り込めない
- そもそも単一キーワードで検索されることが少ない
このような理由から、複合キーワードでの選定の方がブログへの集客に適していると言えます。
キーワードを入れるべき4つの重要箇所
ブログとの関連性を重視した検索ボリュームのあるキーワードを選定しても、入れるべき個所が適切でなかったり、無暗にキーワードを連発したりしては効果が期待できなくなってしまいます。
キーワードは適切な箇所へ違和感のない文章構成で挿入していくのが理想的です。
記事タイトル
検索したユーザーが最初に見るのは「タイトル」です。
その為、タイトルを見た瞬間に検索キーワードを強調しながら、どのような記事が書かれているのかわかるようなタイトルが理想的と言えます。
検索結果に表示されるタイトルの文字数は、大体32文字前後と言われていますので、その範囲内でわかりやすく魅力的なフレーズの構成が効果的です。
また、Googleはタイトル左側にある単語ほど重要度の高いキーワードに認識する傾向があると言われています。
したがって、選定したキーワードから始めるタイトル構成の方が、検索順位を上げる効果が期待できるかもしれません。
ディスクリプション
ディスクリプションとは記事の概要のことで、記事タイトルと該当URLの下に120文字を限度として表示されます。
先ずは、タイトルでユーザーの興味を引き、更にディスクリプションで大まかな概要をアピールしながら、記事本文へと引き込む工夫が求められます。
選定キーワードを適切に散りばめながら、ユーザーが求める情報が記事本文で詳細に入手できることを上手に伝えていきましょう。
見出し
見出しは、記事内で各文章の要点をまとめて内容を端的に分かりやすく表現したものです。
ブログでは、特に記事本文の大見出し(h2タグ)が重要視されます。
見出しにもキーワードを入れたり、或いは、キーワードに関連する解決方法を端的に表現したりすることで、ユーザーが求める情報が記事内のどこにあるかを一目で知らせることができます。
ブログを訪問したユーザーは、見出しだけを流し読みして良し悪しを判断するケースも多い為、目次として見出しを表示することも効果的です。
記事の本文
記事本文では、検索ユーザーが求める情報を詳細に伝えることが第一優先されます。
その中に自然な流れで選定キーワードを散りばめることが大切であり、あまりにもキーワードを意識し過ぎると、不自然な文章構成になりユーザーの満足を得られない可能性もあります。
キーワードを入れる数は文章の長さにもよりますが、3~4個程度が適切と言われています。
自然な流れで、且つわかりやすく読み進めやすくするコツは、キーワードを主語として使い文章を構成することです。
キーワードが示す意味を明確に表現していく事で、ユーザーが求める情報に効果的な肉付けがされていきます。
キーワードを入れてもブログの検索順位が上がらない最大の理由
Googleも検索ユーザーもキーワード自体を評価するのではなく、キーワードに対する適切な答えを最終的に評価しています。
あくまでも、キーワードは有益な情報を得る為の手段に過ぎません。
キーワードを適切な箇所へ適切な数で示していっても、適切な答えを見つけることができなければブログは評価されず、結果検索順位を上げる事も出来ないのです。
情報を求める手段としての関連性の深いキーワードを想定して、求める情報の答えが他のサイトよりも専門性が高く有益であることが重要です。
このことを念頭に情報公開の作業工程を進めていけば、Googleと検索ユーザーに評価されるブログコンテンツが作れるはずです。
まとめ
ブログの検索上位表示を可能にする為に取り組むべきSEO対策は色々ありますが、基本は「ブログをしっかりと作り込むこと」です。
小手先のテクニックや瞬間的なアクセス増加を目指すのではなく、求めるユーザーに信頼されるブログ構築がとても大切になります。
検索ユーザーが求めるものと、自分がブログで伝えたいことをベストマッチさせるで強固な信頼関係は構築できます。