ブログタイトル(ブログ名)は、立ち上げたブログのこれからを大きく左右する重要な役目があります。
特に、ブログの収益化を目指すのであれば、検索上位表示されることを意識したブログタイトルを命名することが大きなポイントになります。
また、作成した多くの個別記事をしっかりと読んでもらい、ブログのブランド力を高めて読者の支持を集める為に、記事タイトル(記事名)の作り方も重要になります。
こちらでは、最適なブログタイトルで運営を開始して、更には、魅力的な記事タイトルでしっかりと価値ある記事を読んでもらいながら収益化に繋がる読者層を集めていく為に、効果的なブログタイトルと記事タイトルの作り方を解説していきます。
ブログタイトルと記事タイトルで意識するべき3つの視点
ブログタイトルや記事タイトルを決める時には、意識するべき3つの視点が重要になります。
特に、ブログタイトルは必ず目に留まる部分でもあり、ブログの大きな方向性を決める個所でもある為、安易に決めてしまっては取り返しのつかない事になる可能性もあるのです。
重要となる3つの視点は以下の通りです。
- 読者の視点
- アクセスアップの視点
- 運営者の視点
読者の視点
先ず、第一に重要となるのが読者の視点です。
ブログは読者に対して情報提供するツールであり、読者あってこそブログ運営が成り立つ構図になっていることは言うまでもありません。
したがって、一目で理解できるような分かりやすいテーマの設定が大切で、更には読者が覚えやすいタイトルにする必要があります。
何を伝えたいブログなのかをタイトルで見分けることができれば、ターゲットの読者層を効率よく集めることが可能になります。
また、読者とのコミュニケーションを考えたタイトル設定も効果的で、馴染みやすい単語を引用したり、ブログの筆者名をタイトルに入れたりすることが効果的です。
実名ではなくとも、ブログ上の筆者のキャラクターを設定することで、認知度を高めながらコミュニケーション強化に役立ちます。
アクセスアップの視点
アクセスアップの為には、検索上位表示を意識したタイトル設定が求められます。
ブログ名や記事名に含まれるキーワードは、検索エンジンから最も重要なキーワードとして判断されることになります。
特に、ブログタイトルの場合には、全ての記事に影響を与える事になります。
重要キーワードを軸に複合ワードからの流入も考慮しながら、決して不自然ではない分かりやすく覚えやすいタイトル設定が大切です。
競合が多すぎて単体のビックキーワードで上位に食い込めなくても、複合ワードからの流入を増やせれば、ブログはドメインパワーを増しながら徐々に強くなっていきます。
次回もタイトルでアクセスしてもらえるような、記憶に残る名前を作る事が理想的です。
運営者の視点
ブログ運営は、立ち上げてすぐに成果の出るものではありません。
多くの記事を作成しながら、ブログを長期に亘り育て上げる事が大切であり、最低でも3年~5年程度は毎日のように世話をしていく事が求められるのです。
その為、ブログ運営者である自分自身が愛着を持って付き合っていけるように、ブログのコンセプトやタイトル設定は十分に納得できる内容である事が大切になります。
嫌々始めるブログは無いと思いますが、もし長年の継続を事前に視野に入れずにブログの基礎構築をしているのであれば、今一度見直しが必要かもしれません。
アクセスを集めるブログタイトルを作る6つの方法
重要キーワード(ビックキーワード)で記憶に残るブログタイトルにする
単純な取り組みではありますが、最も効果のある方法になります。
単体の重要キーワード(ビックキーワード)を挿入することで、一目で何をテーマにしたブログであるかが認識でき、シンプルなタイトルにする事で読者の記憶に残す効果が期待できます。
例えば、アフィリエイトについての情報を発信するのであれば、以下のようなタイトルは「アフィリエイト」のみの単体キーワードでも上位表示を可能にしていますので参考にできると思います。
また、ビックキーワードとの複合ワードでは、「アフィリエイト ブログ」で以下のようなタイトルも上位表示されています。
ブログタイトルに名前を入れてブランド化する
本名・ペンネーム・キャラクターネームなど、個人の名前を前面に出すことで、個性が強調された目立つタイトルにすることができます。
名前が認知されていく事で親しみやすさが生まれてきますし、リピーターも増やしやすくなります。
名前が入ったタイトルが広く知れ渡るようになれば、メディアからの取材や書籍の出版なども期待できます。
ブログのみの運営に留まらず、ブログを活用して広くビジネス展開していきたい人にはおすすめの方法と言えるでしょう。
企業名や商品名でブログタイトルをブランド化する
ブログ自体の収益化ではなく、本業としての事業を拡散しながら新規顧客の取り込みや売上増のツールとしてブログを活用するのであれば、企業名や商品名でタイトルを作る方法も効果的です。
このようなスタイルのタイトルの場合には、一度リピーター化することでブログ名での検索流入増加が期待でき、タイトルに入れた企業名や商品名のブランド化に繋がります。
ストーリー性のあるブログタイトルにする
自らの失敗や成功体験を基にした情報をブログで伝えたい場合には、その状況を文章にしたブログタイトルにすることも1つの方法です。
重要キーワードを含めた文章的なタイトルにする事で、読者の共感を得やすくなる効果が期待できます。
コンプレックスの解消や自分自身に対する何らかの変化を求める読者層には、かなり有効な方法と言えるでしょう。
キャッチコピーをブログタイトルにする
読者が気になるようなキャッチコピーをタイトルにする事も、効果的な方法の1つになります。
但し、センスが問われる方法でもありますので、個性的で且つ、読者の心を揺さぶるような面白さのようなものが求められます。
多くの読者に定着するようになれば、強烈なブランド力が期待できます。
キーワードを組み合わせてブログタイトルを作る
2つのキーワードを組み合わせてタイトルを作る方法も効果的です。
「重要キーワード×重要キーワード」「重要キーワード×キャッチコピー」「重要キーワード×有名な言葉」のように、重要キーワードを含めた新しい言葉のようなタイトル設定が理想的です。
幾つも組わせて検討している内に、予想外に良いタイトルが生まれることもありますので、試してみてはいかがでしょうか。
アクセスを集める記事タイトルを作る7つの方法
30字以内で記事タイトルを作る
Googleなどの検索結果で表示されるタイトルは、28文字~30文字以降は「・・・・」と省略されてしまいます。
したがって、30文字以上のタイトルにした場合には、読者が検索しても何の記事であるかを理解できない事が想定できます。
出来る限り、どのような記事内容であるかを認識できるように、30文字以内でタイトルを作る事が理想的です。
インパクトあるキャッチフレーズで記事タイトルを作る
それぞれの記事タイトルは、読者が気になると同時に記憶に残るキャッチフレーズである事が効果的と言えます。
- 希少性や限定感のアピール
- 簡単さや気軽さの訴え
- トレンドや新しさの表現
- 特別感や秘匿性の公開
- 人気や話題の理由の公表
このような内容を意味する言葉が含まれるタイトルは、読者の気持ちを揺さぶり記事に興味を抱かせる効果が期待できます。
数字を入れて記事タイトルの具体性を高める
数字やデータを記事タイトルへ入れることで、具体性を高めてくれる効果が期待できます。
例えば、何らかのデータに基づいたパーセンテージなどは、「89%」よりも「89.6%」と細かく示す方が、より具体的で信憑性を増すことになります。
「知らなきゃ損をする!89%もの人が通販で損をしている実体」よりも「知らなきゃ損をする!89.6%もの人が通販で損をしている実体」の方が、より信憑性を増してくれる効果があるのです。
このように、数字やデータを記事タイトルに入れることで、読者は何かの根拠に基づいた記事であると認識してくれます。
役立つ情報である事がわかる記事タイトルにする
読者が欲する情報は、基本的に何かの役に立つことが前提となります。
したがって、より具体的に「何の役に立つ情報なのか」を明確にすることで、記事タイトルが注目を集める効果を発揮します。
- ○○の理由
- ○○の効果
- ○○の方法
- ○○の違い
- ○○のヒント
このように、特定の分野で役立つことをアピールする記事タイトルは、該当する読者層にとって効果的と言えます。
ターゲットとなる読者層の状況を記事タイトルにする
記事の内容は誰に向けた情報であるかを分かりやすく記載する事が大切になりますが、記事タイトルへターゲットとなる読者層の状況を明確に示すことも効果的な方法の1つになります。
- 新入社員必見のビジネスマナー
- 仮想通貨の知識を学べる超入門編
- 脱初心者必見!即効性があるゴルフレッスン
- プロ志向のWEBマーケティング入門
このように、ターゲットとなる読者層をより明確化する事で、ピンポイントで読んでもらえる確率が一気に高くなります。
情報を網羅できるような記事タイトルにする
特定のジャンルの情報について、まとめて入手できる内容を記事タイトルに示したり、色々と比較できる事を記事タイトルに示したりすることで、読者が情報量の豊富な記事であると認識する効果が期待できます。
- プロが教える○○で失敗しない13の秘訣!
- これ1つでまるわかり!○○の基礎知識を一挙公開!
- 初めての購入でも大丈夫!○○のメリットとデメリットを徹底比較!
このような記事タイトルにする事で、読者が1記事で知識力を高められると感じてくれる可能性が高まります。
特に、初心者層に向けた場合には、大きな効果が期待できます。
難しい漢字やアルファベットの記事タイトルには振り仮名を入れる
記事タイトルには、難しい言葉や専門用語などを使わず分かりやすくすることが原則です。
どうしても難しい漢字やアルファベットなどを記事タイトルに使う必要がある場合には、ひらがなやカタカナで振り仮名を入れて、誰でもわかるタイトル名にしましょう。
まとめ
ブログタイトルも個別の記事タイトルも、自分で命名してブログ運営で長く付き合っていくパートナーのような存在になります。
その為、数年経過しても「良いタイトル」と自分自身で感じることが、とても大切になります。
極端に難しく考える必要はありませんが、安易にタイトルを決めてしまうことは、やはりおすすめできません。
今後のタイトル作成やタイトルの修正に、是非、当記事をお役立て下さい。