ビットコインの高騰で「仮想通貨」の存在は広く認知されるようになりました。
しかし、「聞いたことはあるけど仮想通貨の仕組みはよく分からない」このような方々も多いのではないでしょうか。
今回は、仮想通貨の基礎から実践まで学べるおすすめの書籍を紹介したいと思います。
仮想通貨を学ぶ入門編
ビットコインとはなにか? いちばんわかりやすいビットコインの解説本 (とはなにか?シリーズ)
私達の知る代表的な仮想通貨と言えばビットコインですが、そのビットコインを知る入門書としては最適の書籍になります。
ビットコインの基礎知識から世界的な人気の理由やメリットなど、多くの人が持つ疑問に対してQ&A形式で分かりやすく解説されています。
文字数もそれほど多くなく、30分程度で簡単に読み進めることができると思います。
いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン
いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン[Kindle版]
ビットコインの話題はよく耳にしていても、その仕組みや構造を理解するには、順序立てて分かりやすく丁寧な解説が求められます。
こちらの書籍では「ビットコイン⇒ブロックチェーン⇒フィンテック(ファインシャルテクノロジー)」と徐々に枠組みを広げて教えてくれるので、とても理解がしやすく初心者の入門書としては最適な1冊になります。
1時間でわかるビットコイン入門 (NextPublishing)
仮想通貨の知識が全くない初心者でも、分かりやすい表現で解説してくれているので、短時間で理解することができると思います。
ビットコインの仕組みや安全性、取引所の選び方や具体的な投資の仕方まで幅広く学べる1冊です。
仮想通貨の中でも、先ずはビットコインの基礎を学びたいと言う方にはおすすめです。
一冊でまるわかり 暗号通貨 2016~2017
一冊でまるわかり暗号通貨2016~2017[Kindle版]
ビットコイン意外にも他の何種類かの暗号通貨の知識を身に付ける事ができます。
図を織り交ぜながら各暗号通貨の概要と特徴が丁寧に解説されています。
本当に「一冊でまるわかり」と言う感じで、ビットコイン以外の暗号通貨も合わせて情報収集したい方にはおすすめの書籍です。
仮想通貨を学ぶ中級編
ビットコインはどのようにして動いているのか? ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、ブロックチェーン、PoWプロトコル
ビットコインの大きな魅力の一つである「マイニング(採掘)」についての仕組みがよく理解できる1冊です。
ハッシュ関数や公開鍵暗号の計算方法について全く知識の無い方が読んでも、かなり丁寧に解説されていますので読みやすく、また理解しやすいと思います。
仮想通貨の概念を理解している方にとっては、より技術的な仕組みを学ぶことができる書籍だと思います。
ブロックチェーンの衝撃
経済学者、ビットコイン業者、法律家など、各分野で活躍している専門家の知見を集約した1冊です。
仮想通貨の基本概念や基本的な仕組みを理解している人、或は、仮想通貨関連の書籍を1冊でも読んだことのある人であれば、スムーズに読み進める事ができ理解しやすいと思います。
ブロックチェーン技術の大きな可能性を感じさせてくれる書籍です。
仮想通貨を学ぶ上級編
ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現
既に仮想通貨の魅力にのめり込み、更に詳しく知りたい方へおすすめの1冊です。
350ページの充実した内容で、仮想通貨の参考書と言うよりは、専門的な学術書と言う感じです。
仮想通貨を支えるブロックチェーン技術について、より深く学ぶことができます。
仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない
仮想通貨による「通貨革命」で、今後の経済や社会がどのように変化していくのかを述べています。
ビットコインに代表する仮想通貨の特徴でもある、国家や中央銀行が存在せず管理主体を持たない通貨が、私達の生活にどのような影響を及ぼすのかを詳しく解説しています。
デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
ビットコインの歴史とブロックチェーン技術の進化を記した1冊です。
ビットコインの開発者と言われる「ナカモト サトシ」が冒頭から登場し、ビットコインが世に広まった経緯について興味深く読み進める事ができます。
仮想通貨やブロックチェーンの知識をお持ちの方なら、この書籍の魅力を理解でき、満足できる読み応えを感じる事ができると思います。
まとめ
ビットコインを代表とする仮想通貨の知識を深める事で、未来の通貨の主役を担う予感をより一層強く感じるようになってきます。
まだまだ仮想通貨に対する世界中での規制も十分ではなく、現在の注目がどのように変化していくかは不透明な部分も多々ありますが、無知のままでは時代に乗り遅れる可能性は大いにあります。
今回紹介したおすすめの書籍を基に、一度仮想通貨を学んでみてはいかがでしょうか。